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ハニーガールオーガニクスがグリセリンを使わない理由

グリセリングリセリンって何ですか、ハニーガールオーガニクスの製品にも使われていますか、というご質問をいただきました。

グリセリンはアルコールの一種で、安価な保湿成分として、たいていの化粧品メーカーの製品に含まれています。キールズ、ヴェレダ、ロクシタン、バーツビーズ、ドクターブロナーズなど、自然派として知られる有名メーカーの多くも使っています。手作りコスメの成分としても知られています。軟膏などの医薬品にもたいがい入っています。

でも、ハニーガールオーガニクスの製品にはグリセリンは使われていません。なぜでしょう?

1. 蜜蝋(ミツロウ)が入っているから必要ない

一つには、ハニーガールオーガニクスの製品には保湿に優れた蜜蝋(ミツロウ)がたっぷり含まれているので、グリセリンを入れる必要がないからです。蜜蝋(ミツロウ)にはヒトの皮脂にも含まれているワックスエステル(パルミチン酸ミリシル)という成分を含まれていて、肌との親和性がとても高いのです。ワックスという言葉には空気を通さないイメージがあるかもしれませんが、蜜蝋(ミツロウ)は毛穴をふさがず、空気を通し、お肌に吸収されて保湿と柔軟化に役だちます。

2. 肌と身体にいい成分を使うというコンセプトに合わない

「できるかぎり肌と身体にいい成分を使う」というハニーガールオーガニクスのコンセプトにグリセリンが合わないことも理由の一つです。グリセリンが身体に悪いとか毒性があるとかいうのではありません。でもベストではないとハニーガールオーガニクスは考えます。

なぜかというと、グリセリンのように何かから抽出したものは、自然界にはそのような形では存在しないからです。ヒトの身体は、自然界に存在するものはすんなりと受け入れますが、自然界に存在ないものは異物と捉えます。食品でいえば、カプセルや錠剤の合成ビタミンより、果物や野菜などを食べる方が身体に負担をかけずに吸収されるのです。ビタミン剤を飲むとお腹が痛くなる人がいるのもそのためです。

3.  環境破壊につながっている

グリセリンにはもう一つ問題点があります。それはパーム(アブラヤシ)の栽培が環境破壊につながっていることです。グリセリンには石油を原料とする合成グリセリンとパーム油を原料とする天然グリセリンがあり、化粧品は天然グリセリンが主流のようですが、パーム油を生産するためのパームの大規模栽培は、森林破壊による環境破壊の原因として世界的に批判が高まっています。


追記 (2/25/2015):厚生労働省の化粧品基準に「化粧品に配合されるグリセリンは、当該成分 100g 中ジエチレングリコール 0.1g 以下のものでなければならない。」とありました。

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