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ハワイにサルはいるの?

ホノルル動物園にもいるゴールデン・ライオン・タマリンというおサル

ホノルル動物園にもいるゴールデン・ライオン・タマリンというおサル

ハワイにサルはいるの?
いいえ。動物園のサル以外に、ハワイにはサルはいません。というより、人間がいろんな動物を連れてくるまでは鳥と昆虫以外の動物はハワイにほとんどいませんでした。

ハワイのコウモリ、オーペアペア

ハワイのコウモリ、オーペアペア

爬虫類と両生類はまったくおらず、哺乳類は、ハワイアンモンクシールと、ハワイ語でオーペアペアと呼ばれるコウモリの一種だけでした。
ハワイアンモンクシールとオーペアペアは両方とも絶滅危機種ですがハワイアンモンクシールはわりとよく見かけます。

オーペアペアはちょこんと手のひらに乗るぐらいのサイズで、けむくじゃらで、群れを作らず、虫を食べます。夏に決まって双子を産むそうです。オアフ島にはほとんどいないので私は見たことがありません。

サルの話でした。
ハワイ、サルといえば、思い浮かぶのはモンキーポッドぐらいしかありません。

ご存知「この木なんの木」

ご存知「この木なんの木」

モンキーポッドは「この木なんの木」の木です。アメリカネムノキ、レインツリーとも呼ばれます。ところがモンキーポッドは南米・中央アメリカが原産の外来種で、しかもハワイ原産種を脅かす侵略的外来種なのです。ホノルル市は、これから街路樹などにはできるかぎり外来種の樹木を植えない、という法律を2014年に制定し、モンキーポッドやレインボーシャワーツリーがそこに入っています。

「モンキーポッド・キッチン」はマウイ島ワイレアとオアフ島コオリナにあるエコ/オーガニック志向のレストラン。シェフ・ピーター・メリマンのこのレストランは、地元の農業や漁業を支援しているクールなレストランで、料理はもちろん、ワインやビールのメニューもオーガニック指向のワイナリーやブリュワリーのものが厳選されています。

サルといえばバナナ。
バナナはハワイ原産でしょうか? それとも人間が持ち込んだのでしょうか? 答えは、人間の持ち込み。なんと、タロ、ココナッツ、さとうきび、さつまいも、ブレッドフルーツ、パイナップルもぜんぶ、人間が持ち込んだものです。パイナップルにいたっては、ハワイに持ち込まれたのは1813年と、たったの200年前。ところで、バナナもパイナップルも一般的に受粉を必要としないで実ができます。なぜそうなのかはわかりませんでした。

サルとココナッツ。

ルアウのデザートはこれ。ハウピア(ココナッツプリン)

ルアウのデザートはこれ。ハウピア(ココナッツプリン)

最近注目を浴びているココナッツですが、その輸出国であるタイでは昔から、サルを使ってココナッツの実を採取していたのだけれど、最近のココナッツ人気で、中にはサルを虐待、酷使して儲けている業者がいるとか、いやそんなことはないだろうとかいった情報がネットに流れています。中にはそういう人間もいるかもしれない。たぶんいるんじゃないかな。でも大半はそうじゃないと思いたいですね。ハワイにもココナッツの木はありますが、おサルさんはいないので、きっと人間が登って採取しているのでしょう。

サルの入った慣用句
英語では、自在スパナをモンキーレンチやモンキースパナといいます。Throw a monkey wrench (モンキーレンチを投げ入れる)といえば、機械にレンチを投げ入れてワザと壊したことから、うまくいっているものごとをめちゃくちゃにするという意味。モンキービジネスといえば、いんちきやごまかしのこと。Monkey see, monkey do はそのまま、見よう見まね、サルまね。

以上、新年の干支、サルとハワイについて書いてみました。
人間がやってくる前、ハワイは鳥の天国だったようです。

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